モニター試験にご協力いただきました

1) モニター期間: 2008年4月~2010年3月
2)資材交換頻度: 6ヶ月
3)累積生ごみ投入量: 約114kg
4)主な投入生ごみ種: 一般家庭調理くず、惣菜残飯

多少のにおいや虫の発生は生ごみリサイクルにはつきもの。
それをカバーできるのは日常的に手間がかからないということではないでしょうか。花づくり、野菜づくりが好きな方にはおすすめです。

1) モニター期間: 2008年6月~2010年3月
2)資材交換頻度: 7ヶ月
3)累積生ごみ投入量: 約120kg
4)主な投入生ごみ種: 一般家庭調理くず

モニターを始めて2年間で我が家の生ごみ全量となる120kg強を処理しました。操作が簡単でごみの投入が毎朝の習慣になりました。出来た堆肥を使って大型のプランターでトマト・ブロッコリー等を栽培し完熟した野菜を味わうことがで きました。

エコロポストの試験評価
試験データ1

約11ヶ月間基材を交換せずに連続投入した結果、投入した生ごみ量(累積)の約90%が減量しました。

試験データ2

生育試験を行ったところ、化学肥料区に比べて生ごみ堆肥のほうが生育がよいという結果が得られました。

エコロポストの技術背景 静岡大学工学部との共同開発技術を応用

2005年に静岡大学工学部 松田智 准教授と共同で業務用の「生ごみ処理機」を開発し、特許を取得しました。
(特許第3991113号)
この技術を応用して考案したのが、生ごみリサイクルボックス エコロポストです。

開発技術の主なポイントは「回転攪拌×通気槽」
回転攪拌のメリット

① 槽の回転により基材と生ごみを均一に攪拌することができる。
② 攪拌操作が簡単
③ 従来の攪拌棒方式とは異なり、「攪拌棒が折れる」「ハンドルが回し難くなる」という問題が発生しない

通気槽のメリット

① 安定した酸素供給により、基材内が分解能力の高い好気性微生物が繁殖し易い環境となる。
② 嫌気的環境になりにくいため、悪臭が発生しにくい

開発技術に関係する学会発表歴

・化学工学会第71年会(2006年3月) 「新しい静置型生ゴミ処理機の開発」
 発表者:静岡大学工学部 松田智 准教授

・Inter-Academia2006(2006年3月) 「Development of Ecological Garbage Treating System」
 発表者:静岡大学工学部 松田智 准教授

・第17回廃棄物学会研究発表(2006年11月) 「新しい静置型生ゴミ処理装置の試作と性能評価」
 発表者:静岡大学工学部 松田智 准教授

松田智准 教授について
教授写真
略歴:京都大学工学部化学工学科卒業
東京工業大学大学院博士課程修了
工学博士
東工大助手、長岡高専助教授を経て92年4月より現職
専門:化学環境工学(特に微生物利用による廃棄物処理・リサイクル)
詳細:静岡大学着任後から生ごみの微生物処理の研究に携わり、基礎研究から装置開発まで幅広く手がける。これからの循環型・持続可能な社会のあるべき姿を求めて、廃棄物処理・リサイクル・エネルギーなどの分野で、研究成果に基づいた各種の提言を続けている。近著に「幻想のバイオ燃料-科学技術的見地から地球環境保全対策を斬る-」(共著、日刊工業新聞社刊)。また、市民のごみ減量活動を交際するNPO法人の副理事長を努めている。

コメント:

微生物を用いる生ごみ処理機に対しては、これまで社会的意義の大きさに見合うだけの学術的関心がよせられてきませんでした(現在でも研究例は少なく、関心の高い分野とは言えません)。
装置開発に関しても、しっかりした工学・技術的な裏付けを伴った例は少なかったのが実状です。今回発表する製品は、大学との共同研究の成果として、この分野では例外的に高い信頼性を保証できるものです。

ecolopost@vislider.com